ブレーンバンク株式会社
四谷学院  

東京都新宿区

予備校数:北海道~九州まで 計33校
(うち、個別指導校舎29校 / 個別指導専門教室2校 / 通信講座1校 /英語村1校)
従業員数:約800名(非常勤講師含まず)

導入機種WS-S1000×30台
設置場所予備校に各1台ずつ設置
使用方法 37.5度以上の発熱者をスクリーニング、発熱者検知の際は別途検温

同社は約10年前よりインフルエンザの感染症対策として元々置き型タイプのサーモグラフィを導入していたが、機材の劣化に伴い最新機種への切り替えを検討していたタイミングで、弊社からの提案を受け、デモンストレーションを実施。同じ置き型タイプのWS-S1000に加え、WS-R45も確認いただいたが、来校者数が多い同社では1度に複数人数を測定できる置き型タイプの購入を決定。また、新型コロナウィルス感染症の拡大および新施設の開校にあわせて、都内だけではなく全国各地の予備校に設置する運びとなった。

以前の機材はサーマルカメラのみの機能であったが、今回はサーマルカメラに加え、可視カメラを搭載していることによりリアルな画像も視認できるため、万が一、発熱者が教室へ入室してしまった場合でもすぐにどの生徒かを特定することができ、次の対応にあたることができる。現在、感染症対策のため生徒は一切来校していないが、今後の来校にあたり、検温誤差も少なく操作方法もシンプルなため、生徒や職員の負担を軽減できるだろうと実感しているという。

現在は正面入口ではなく、来校者のストレスを少しでも解消するため、入口から離れたカウンター内に設置している。ただし、測定有効範囲が1~2mのため今後の使用状況をみて、設置場所を検討していく予定とのこと。

新型コロナウィルスがきっかけではなく、以前より多くの生徒たちの自己実現のサポートのため、まずは安心・安全の確保、環境整備を徹底する同社により、効率的な感染予防対策案が全国各地へと広がりをみせた事例となった。