沼津・湯河原温泉
万葉の湯  

静岡県沼津市

地上2階建 パーキング隣接
従業員数:1872名(グループ全体/2015年)
施設来訪者数:約1000名(グループ施設平均1日あたり)

導入機種WS-S1000×1台
設置場所施設入口に設置
使用方法 正面入口にて37.5度以上の発熱者をスクリーニング、発熱者は入場をお断り

新型コロナウィルス感染流行が起こり始めた3月頃から、全国にある施設のうち北海道地区を除くすべての店舗にて営業を休止。従業員には検温、施設入口にアルコールスプレーを設置する対策をとっていたが、より徹底した感染予防対策をし、安心してお客様にお越しいただくためにサーモグラフィでのエントランス発熱チェックを検討、デモンストレーションを行った。

運用決定の決め手となったのは、サーモグラフィでのエントランス発熱チェックであれば、非接触型検温のようにお客様に圧迫感や義務感を与えることなく、今まで通りに来訪者が施設に入場できるという点。リラックス・リフレッシュすることを目的とするお客様にストレスのかからないよう、サーマルカメラと可視カメラのデュアル画面表示が可能でコンパクトなS1000を全国のグループ施設に先駆け、沼津店から導入を開始。

運用方法はモニターを利用する形とし、入口にスタッフは配置せずS1000と表示用モニターを設置、同時に社内ネットワークを用いて店舗カウンター内で入口のスクリーニング結果をPCで管理する。これにより、入口ではコロナウィルス感染予防対策が万全であることをお客様にアピールすることが可能となり、かつ店舗側で瞬時に熱発者の発見ができる体制を整えることに成功。

営業再開日、この日を待ち望んでいたお客様から、「これからも安心して施設を利用でき、嬉しい」と笑顔で声をかけていただいたことが、何より嬉しかったと施設担当者よりお話をいただいた。

現在、全国の娯楽施設・宿泊施設で営業自粛要請が解除され、感染の第2波が訪れることを不安視する声がやまない。未だ該当施設の利用に不安感の拭えない状況が続くなか、娯楽施設として忘れてはならない「お客様への安心感」というサービスをどこよりも早く採用した当施設のおもてなしの心に感動するとともに、一刻も早い営業再開が叶うよう、弊社も今後一層サポート体制を強固なものにアップグレードし、引き続きさらに効果的な運用方法の提案を続ける。