医療法人社団 充会
介護老人保健施設太郎  

東京都三鷹市

入所定員:90名  通所定員:40名
(1人室:14室 2人室:36室 4人室:1室)
職員数:約68名
(介護・看護・事務員・医師・理学療法士・作業療法士等)

導入機種WS-S1000×1台
設置場所利用者や家族が利用する施設入口に設置
使用方法 37.2度以上の発熱者をスクリーニング、発熱検知の際は別途検温

 現在、新型コロナウイルス感染症が再び拡大している中、高齢者は若者に比べると重症化しやすく、感染確率も比較的高い、最悪の場合には死亡してしまうケースもある。そのため、多くの高齢者が利用されている当施設では”ウイルスを持ち込まない・持ち込ませない”方法の1つとしてサーモグラフィカメラの導入を検討されていた。他社と比べ、弊社製品は37.2度以上の発熱者(温度設定変更可能)が通過した際、アラーム音が鳴りすぐに発熱者を特定でき、かつスタッフが常駐する必要がないことから、導入を決められた。

 サーモグラフィカメラの設置場所は、施設に入る手前で確実にスクリーニングできるよう利用者や家族が通過するメインエントランス(風除室エリア)。サーモグラフィ映像は受付スタッフが目視でも確認できるよう大型モニターを設置して放映。スムーズな運営を目指した結果、懸念していた面会時の体温チェックで生じる手間や混雑がサーモグラフィカメラの導入により解消できたと伺った。

また、弊社製品はサーマルカメラとリアルカメラの二つのカメラが搭載されており、アラームが作動した際に二つのカメラで画像が撮影されるため、万が一、発熱者がいた場合の状況判断が容易で、撮影データを記録として残せる点にも魅力を感じていただいている。

 今後は新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザ等の感染症予防対策に役立てたり、社内ネットワーク機能を利用し、設置場所から離れた場所(事務所等)でも確認できたりと、より効率的な方法を検討していくとのこと。弊社としても引き続き、より安心できる環境づくりのサポートをしていく。